最初は仕事を覚えられなくて誰でも落ち込む
どんなバイトでも、初日から業務を完璧にこなせる人はいません。
同業他社での経験がある人なら、全く未経験者よりもテキパキと仕事をこなせる可能性はあるでしょう。
しかしアルバイトの多くは、未経験でも教育や研修しながら人材を育成することを前提としているので、最初から仕事ができないからと言ってひどく叱責されることはそれほど多くはありません。
アルバイトでは、上司や先輩が仕事を一つずつ教えてくれます。
教えることはたくさんあるため、教わった仕事はできるだけ短期間で覚えたいものです。
覚えなければ次の仕事を教えられないため、先輩や上司も、まずは一つの業務をリピートしながら覚えるように促してくれることが多いでしょう。
物覚えの早さには個人差があり、1回か2回ぐらいリピートすればすぐに覚えられる人もいれば、何度やってもなかなか覚えられないという人もいます。
なかなか仕事を覚えられないと、アルバイトとはいえ、自分自身で落ち込んでしまうかもしれません。
そんな時には、自分1人だけではないと考えることをおすすめします。
誰でも、アルバイトを始めたばかりの時期には仕事を覚えられずに落ち込むものです。
他人から見えない場所で落ち込む人もいれば、皆が見ている前で落ち込む人もいますが、落ち込むことは同じです。
仕事を覚えるにはメモが効果的
できるだけ仕事を早く覚えるためには、忘れないための工夫をすることをおすすめします。
1つ目におすすめの方法は、やり方をメモして、実際に作業しながら頭に叩き込むというものです。
仕事をしながらポイントや注意点をメモに追加することも効果的です。
仕事のやり方や流れを文字として残すことで、後から見直した時に仕事の流れが脳裏によみがえってきます。
2つ目におすすめは、作業の一つ一つを一連の流れとして覚えるという方法です。
なぜそうするのかという理由を理解しながら作業の流れを理解すれば、作業しながら次に何をすれば良いのかが見えてきます。
うっかり忘れてしまう事態を回避できるでしょう。
3つ目におすすめの方法は、分からない場合には分からないときちんと意思表示をして、うやむやにしないということです。
うやむやにしたまま次へ進んでしまうと、その仕事を完璧に理解することなく次に進むことになります。
遅かれ早かれその仕事を行う際にはやり方が分からずに困るでしょうし、間違ったやり方で覚えてしまうことにもつながりかねません。
バイトを始めたばかりの時には、分からなくても仕方ありません。
分からなければ分からないと声に出して言うことで周囲から指示や指導を仰ぎ、理解してから次に進みましょう。