重要性

バイクにつきもののヘルメットはどのように選んでいますか。
もしもカラーやデザインだけで選んでいるなら、少し考えるべきです。

先頃警察で公開されたデーターによると、過去5年間で二輪車乗車中の死亡事故で、もっとも大きな損傷を受けたのは頭部が5割弱、胸や腹が3割ちょっとでした。
2人に1人は頭部損傷で死亡しているのです。

これはゆゆしき問題になります。
ではヘルメットを装着した時にあごひもはしっかり固定していますかとの質問には、透明バックル付きのジェットタイプで、4割弱、フルフェイスで3割強、キャップ型で3割です。

バンドで固定していなければ横転した時に、確実にヘルメットは飛ばされます。
正しくヘルメットが装着されていない実態が浮き彫りです。

最も安全なのは首から上を完璧に保護する事なのですが、そうなると最もおすすめはフルフェイスになります。
どうしても通気性が悪くなりがちなのと、着脱が面倒など様々あって装着率が低くなっているのは問題です。

理想的なのはヘルメットにプラスαで胸部プロテクターを装着する事になります。
もちろん見た目にもこだわる事も悪くありません。

適切な装着が出来ているゆえに、見た目のかっこよさおよび通気性の3点が加われば申し分ありません。
どのタイプのヘルメットを装着したにせよ、バンドをしっかり留める事で頭部に固定する事も重要です。
それ以前に転倒しないようテクニックをもしっかり磨いてください。

選び方

通気性が抜群にいいのは言うまでもなく、キャップ型です。
昭和30年代までヘルメットの主流でした。
原付バイクやミニバイクのように、走る機能よりも普段使い程度のものに向いています

原付でも転倒がないわけではないので、安全管理は重要です。
サイズと共にフィット感を確認する事、および風よけも検討しておくのが大切になります。

ジェットタイプはUVカットや通気性はいいですが、フィット感が優れているせいかあご紐を外す人が多いのは問題です。
バックルがワンタッチ式で簡単なタイプをおすすめします。

最新型のヘルメットで外観がカッコイイのもありますが、通気性、フィット感、ワンタッチ式の留め具などヘルメットの、いいとこ取りしている事に加えてコスパも良好です。
強化シールド効果で紫外線カットもばっちりします。

最も推奨されているタイプがフルフェイス、すなわち顔を全部覆ってしまうタイプです。
若干重さがズシンと来ます。
使いづらさもあり、あご紐を外してしまう人も多いのですが、油断大敵です。

種類

種類はキャップ型ヘルメット、ジェット型、システム型、フルフェイス型と4タイプに分かれます。
もっとも安価で手に入るのはキャップ型です。

メーカーによって様々サイズがあります。
サイズはともかくフィット確認は要確認です。