バイクに適した季節とはいつか
バイクに乗るのは、いつがベストなのでしょうか。
夏は走っている時は風が気持ちいいですが、停車中は地獄ですし、ヘルメットも内側をのぞいてみれば汗だくになっている季節です。
一方、冬は手がかじかみ、風が身に染みてどうしようもなく寒いです。
それでもバイクに乗る猛者はたくさんいます。
日本には四季があって、その季節にしか見れないものもたくさんあり、それらを楽しむための移動手段としてバイクを使おうと考えるのは一理あります。
ただ、適してるとは言い難いと個人的には思ってしまいます。
やはりバイクに乗るのに適した時期は、春と秋なのでしょう。
夏と冬は暑さと寒さが辛いですが、春と秋は気温も湿度も安定していて、バイクに乗りやすくないでしょうか。
季節限らず、なんとなく穏やかな日もあって「今日はバイク日和だな」と思うこともたまにあります。
そういった日は大体用事があってバイクで出かけられない、というパターンが多いのですが。
秋は、夏の暑さが落ち着いてくる時期です。
夏に出かけるのを我慢していた分、走りに行きたいと思って出かける人も多いでしょう。
気候が安定していればうってつけですが、たまに台風が上陸して大変なことになる日もあります。
そういった意味では、春が最も安定しているのかな、と思うところです。
春は最高の季節だと思います!
春のツーリングは快適ですが、秋とどっちが快適なのかはライダーによって意見が割れるでしょう。
春は厳しい冬の寒さを超え、気候が落ち着いてくる時期です。
そういう春の季節に走っていると、季節の移り変わりに対する喜びみたいなものを感じます。
混雑はするものの、ゴールデンウィークがあって出かける時間もある程度確保できます。
日本各地で桜が咲きますので、バイクで徒歩や車ではたどり着けないようなお花見スポットに行くのも楽しみのひとつです。
桜が咲くのを今か今かと待ちわび、咲いたときに「やっと咲いた」と走っている最中に喜ぶのがライダーにとっての春です。
春が最高だという感覚は正しいのか、そういったデータがないか調べてみました。
ある時期の二輪車の月別の販売台数のデータには興味深い数字があり、なんと4月から6月にかけてが一年間で一番売り上げが多い時期となっているのです。
特に4月は、一年で一番バイクが売れているという結果のデータがありました。
春になったらバイクに乗りたいと思う人も増えるのかな、と数字を見ながら感じているところです。
ただ、春にバイクに乗る際は注意点もいくつかありますし、花粉症持ちの人も春のツーリングを味わうのは難しいかもしれません。
春になっても3月はまだ朝夕が冷え込む日が多いですので、出かける際は服装を工夫することも大切です。