サイドナンバーとは何か

バイクの情報収集をしていると、時々サイドナンバーという言葉が出てくると思います。
このサイドナンバーとは、何のことなのでしょうか。
サイドナンバーというのは、ナンバープレートの位置を左右のどちらかにずらして明記することを言います。
通常は真ん中にナンバープレートを取り付けるのですが、カスタムするときにずらしてしまおうというのがサイドナンバーです。

サイドナンバーは違法にならないのか

ナンバープレートというのは、必ず付けておかなければいけないという義務があるのですが、このナンバープレートをずらしてしまうというのは違法にならないのでしょうか。
折り曲げてナンバープレートが見えない状態にしてしまうのは違法なのですが、現在では見えていれば特に問題ないだろというような風潮になっています。
昔は違法と言われていたものの、現在では特に取り締まられるということはないようです。

なぜならきちんとナンバープレートが見えている状態であるため、現在の道路交通法では取り締まることができません。
よって警察に見つかっても、注意されることはあっても違反切符を切られる心配はないと言えるでしょう。
ただし、ナンバープレートが隠れてしまう状態、降り曲がっている状態であれば、反則切符を切られることがあるので注意しないといけません。

他にも注意しておくべきことがあるのですが、法律というのはどんどん変えられてしまい、国民が知らないうちに変わっていたということもあります。
そのため、今まではサイドナンバーが違法ではなかったとしても、今度は違法になる可能性も十分あるということです。
可能であれば日本国内で行うべきではありませんが、どうしてもカスタムしたい場合には、きちんと見えるような状態で、折り曲げることなく設置しないといけません。
当然自己責任で行うことも重要です。

車検が通るか心配

サイドナンバーにした場合、警察に見つかったときに取り締まられるのかという疑問もあるでしょうが、車検に通るのかが心配という人も多いでしょう。
車検が通るかも比較的曖昧な部分があり、やはりきちんとナンバープレートが背後から見えることが重要です。
曲がっていたり、隠れてしまったりすると、かなり高い確率で車検には通りませんが、きちんと見える状態であれば、車検に通ることもあります。

車検に通らなければバイクを運転することができなくなりますし、もし運転してしまうと、当然反則金を支払う必要になるので、車検が通らないと全く話になりません。
サイドナンバーであっても、確実に車検に通るというわけではありませんし、絶対に通らないというわけでもないので、とても微妙だと言えるでしょう。
あくまで常識の範囲内で行うべきです。